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当センターの使命

当センターの使命

  1. ユニバーサルデザインを実践するにあたり、企業や行政の直面する、あらゆる課題に対して、解決のための道筋を示す。
  2. ユニバーサルデザイン実践のために欠かせない実利用者実験の質的な向上と、量的な拡大を目指す。

ユニバーサルデザイン導入の現実

ユニバーサルデザインは、多くの人に利用しやすい商品のはずですから、発売と同時に大ヒットになり、商品種類もどんどん増えて、もっと身近にたくさんあってもおかしくないはずです。しかし、現実には多くの分野でユニバーサルデザイン化はまだまだの状況です。しかも、ユニバーサルデザインといわれている商品を広く一般の方々に利用してもらい、感想を聞くと、「使いづらい」という結果が出る事が少なからずありました。

「なんとなく上手くいかない」UD推進(見えない壁の数々)

UD導入に関しては、今までの「プロジェクトマネジメントの方法」や「商品化前検証」が、「ユニバーサルデザイン」の作り込みには適していないことから、様々な問題を抱えるケースが少なくありません。

例えばユニバーサルデザインに取り組むことに関して、とても理解があり協力的な人がいる一方で、いざプロジェクトを始めようとすると、社内の理解の協力が十分に得られないということがありました。自分の部署には関係がない、自分の担当製品には関係がない、といった風に無関心であったり、ユニバーサルデザインを「少数のためのコストアップ」「デザインや設計の足かせ」と勘違いしてしまったりすることもありました。

また、時間やコストもかけて一生懸命お客様の声を反映したのに、思ったほど売り上げにつながらなかったり、予想していたほど利用者の反応も思わしくなかったりということも少なくありませんでした。 ユニバーサルデザインを担当する部署を新設したものの、議論がどうどうめぐりしてしまうなど、方向性を見失いがちになり、なかなか商品化につながらないこともあります。

UD導入成功のカギ

ユニバーサルデザインの実現は決して簡単ではなく、熱い思いがあっても、時間やコストをかけて真剣に取り組んでも、ユニバーサルデザイン導入によって得たいと思っていた通りの結果が得られないこともあります。企業や行政などの提供者側は、ただやみくもに取り組むのではなく、実践的で組織的な手法を用いて、UDを実現できるだけの技術力を身につけていく必要があります。

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