「使いやすさ」とは
関連分野:多機能 新製品 使いやすい わかりやすい
2009年6月1日
多機能な製品や、複雑な制度、新しい画期的な製品の次々の出現により、「使いやすく」することや「わかりやすく」することは、あらゆる分野で今、求められています。
しかし、新しい機能を一つ付けるように、「使いやすい」機能を一つ付ければ、製品(施設やサービスも)は「使いやすく」なる、ということではありません。
いくら使いやすくするための機能を100個付け加えたとしても、「全体」として、その製品(施設やサービスも)の目的達成の際に、一つでも「大きな問題」があれば、その製品、サービス、空間は使いにくい(又は使えない)のです。
つまり、「使いやすい」とは、目的達成のための一連の流れの中で、使い難い点が一つもない。という状態のことです。
そして、「わかりやすい」とは、目的達成のための一連の流れの中で、わからない所や、情報を探せない場合が一つもない。という状態です。
使いやすさとは、何かの「要素」を付け加えることではなく、「全体」をコーディネートされているということなのです。