知っておきたい、ユニバーサルデザイン商品や具体例の調べ方(5)
ユニバーサルデザイン、商品、具体例、教育、情報発信、検索、方法
2011年5月1日
今回も前回に引き続き、ユニバーサルデザイン情報の調べ方について、WEBページで調べる際のコツを具体的に見ていきたいと思います。(今回が、WEBページでユニバーサルデザイン情報を調べる方法については最終回です。)
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【ユニバーサルデザイン情報を調べるコツ3】
商品情報は、情報源のバランスを取りながら読み進める。
「ユニバーサルデザイン商品」や「ユニバーサルデザインの具体例」というと、「実際の利用者の人にとって、使い勝手やわかりやすさにおいて、有効性が認められた商品や具体例」を指すのではないかというイメージをもたれている方も多いと思いますが、実際にはそういった商品であることは稀です。
一部、実際の利用者から有効性が認められているものもありますが、そういったものは検証済みであることが明記されています。
それ以外の商品のほうが圧倒的に多い現状では、情報のバランスを考えて検索することが重要です。ユニバーサルデザイン商品の情報を調べるときは、ユニバーサルデザイン商品として紹介をしている「製造元」や「販売店」や「UDを広めたいと思っている人」「逆にUDに批判的な人」の情報ではなく、「UDという言葉を気にせず、実際の商品を購入し利用した人」の情報も調べてみることが大切です。
情報のバランスが重要です。
次回は、書籍やセミナー、ショールームや疑似体験などで情報を入手する場合のコツについて、ご紹介していきたいと思います。